夜になっても、呼吸が浅いままでいることがある。どこかでずっと、息を止めていたように。
yuh は、静かにほどけるための香り。
黒文字は、日本古来の芳香植物。その枝葉が放つ甘くやわらかい香りは、奥ゆかしく、どこか懐かしい。黒文字と芳樟の甘みが幾重にも重なり、その奥でマジョラムスイートがひっそりと「抱擁」を担う。
気づかないうちに緊張がほどけ、息が深くなり、やがて意識が今宵の静寂へと沈んでいく。
満たすのではなく、「戻る」こと。
はじめから内側に在った静けさへ、ゆっくりと連れていく。音が鳴りやんだあとの空間のように 深くやわらかく、包まれるように。
「ブレンド」
ベルガモット、薄荷、檜、立山杉、椴松、シダーウッド、他




